先日、知人が購入しようと思う本があるというので、
タイトルを聞いてみました。

「言葉にできる」は武器になる。梅田悟司

ちょうど、その日に本屋に立ち寄る予定だったので、
思わず購入してしまいました。笑

ペンは剣よりも強し?

自分の思いを言葉にするという行為、、

みなさんは得意ですか?

ここ数年は、LINEやスタンプ機能が浸透し、思っていることを
正確に文字(言葉)にするという行為が減ってきているように思います。

また、話し言葉についても、省略語や、「やばい」など、
汎用性のある(?)言葉を使うことにより、詳細な意味合いを
考えたり、使い分けをしない風潮が高まっているように思います。

ですが、やはり仕事上でのやり取りや相手に大切なことを伝える時、
ブログやホームページなどに自分の思いを表現するときには、
自分の言葉で、自分の言いたいことを適切に表現することが必要に

なりますよね。

聞こえがいいカッコイイ言葉を使っていたとしても、
やはり付け焼刃だったり、人の言葉を借りてきたような表現は
なんだか薄っぺらく感じてしまいます。

胸に響かない言葉になってしまうんですよね。


この本の中では、

「内なる言葉」

「外に向かう言葉」

というキーワードが出てきます。

「外に向かう言葉」については、コピーライティングのテクニックや
文章術で、ある程度の向上は可能なのでしょう。

しかし、やはりその根底にある、自分の中にある思いや言葉が薄っぺらいと
いまひとつ伝わりにくい言葉になってしまうのではないかとおもいます。

お料理に例えると、あまり適していない食材を無理やり料理の腕で
ごまかしているような。。。

・言葉は思考の上澄みにしかすぎない。

・思考の深化なくして、言葉の成長はありえない。

たしかに、その通りなのだとおもいます。

では、内なる言葉の質を高めていくにはどうしたらいいのか?

この本の後半では、自分の内なる言葉に意識を向け、言葉にしていく
プロセスが紹介されています。

単に口先からではなく、自分の心から出てくる思いを言葉にすることの
大切さを改めて感じました。

この本を読んでいるうちに、ストレスクリアのセッションは、
この自分の中の内なる思いを言葉にして表現しているように思いました。

自分の中の世界観をどれだけ把握できているのかということ。

これは自分の内なる言葉をどれだけつかんでいるかということと比例している
ように思います。

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