先日、女優のキャシー中島さんのキルト展を見に行ってきました。
キルトというと私の中では勝手にパッチワークを想像していたのですが、
一般的なパッチワークだけでなく、ハワイアンキルトというものもたくさん展示されていました。
キャシーさんは今年でキルト歴45年、展示されている中には足掛け18年かかって作られた作品もありました。
作品は小さなものもありましたが、ほとんどが想像していたよりもとても大きなもので、3m×3m程度のものもあり、完成までにどれほど時間を要したのだろうかと思うほどのものも多く展示されていました。
パッチワークで作られた作品を見ていると一つ一つのパーツは
一辺が5㎝に満たないものもあります。
それをつなぎ合わせて3mの作品にしようと思うと、、、気が遠くなるほどです。
初めから全体をイメージして作成されているのかどうかわかりませんが、
小さな一つ一つのパーツを作っているときは、目の前のパーツに注力し、
それが組み合わさって一つの大きな作品となる過程はパッチワークの醍醐味なのだろうなぁ、、
と想像しました。
これは人にもあてはまるのかもしれません。
日々の一つ一つの動き、所作、、それを何年も何十年も積み重ねて洗練された仕草になっていく。。
そして数年、数十年の間に身体に染み込み、その人の雰囲気となり、品格となる。
一朝一夕では真似できない大切なものですね☆