紅葉の時期も本番となり、京都は平日土日関係なく、ものすごい人出です。

京都に来たからには祇園で食事でも、、ということなのか、祇園周辺の
飲食店はどこも行列が、、

さて、来年2017年は大丸が創業300年ということで、その記念の一環として
エルメス祇園店が祇園の花見小路に期間限定店舗としてオープンしました。

場所は、ちょうど花見小路の真ん中あたり、もとはお茶屋さんだったのか、
日本家屋がリノベーションされて店舗となっています。

開店前は、Hのマークの暖簾が出ていないため、うっかり通り過ぎてしまいそうなほど
シックな佇まいでひっそりとしています。

開店前はひっそりと。

開店前はひっそりと。

中の建物は2階建てになっています。
1階は写真禁止、オレンジの洗濯機や商品がディスプレイされています。
2階は、今回のエルメス祇園店のサービスの目玉、カレ(スカーフ)の
後染め(ディップダイ)の
受付や、実際にディップダイされたスカーフが
展示されています。

ブルーで後染めした作品

ブルーで後染めした作品

それぞれのスカーフの近くにはipadがあり、染める前の色合いや、どなたの物か、
いつの作品かということがわかります。

後染め前。ブルーに染めると黄色の印象が薄くなりますね。

後染め前。ブルーに染めると黄色の印象が薄くなりますね。

後染めの受付は結構混雑していて、皆さんお気に入りのものを持参されているようでした。

長く使っている物でも、年齢の変化などで色が自分の雰囲気に合わなくなってくるケースや
お母様などから譲り受けたけど、普段の服に合わないからと後染めを希望される方も
多いようです。

いろんな作品

いろんな作品

後染めの色はブルーかピンクの2色。
作品によっては当初のスカーフのイメージとガラリと変わっているものもありました。

ピンクで後染め☆ かわいい

ピンクで後染め☆
かわいい

後染め前、これが一番印象変わったかも◎

後染め前、これが一番印象変わったかも◎

展示されている作品の中には1946年頃のものもあり(終戦直後?)、じっくりと
見せていただいたのですが、全然傷んでいるようには見えず、老舗の底力を見せて
いただいたような気がしました。

暖簾がかかると一気に雰囲気がかわります。

暖簾がかかると一気に雰囲気がかわります。

 

大丸京都店HPより

2016年11月3日(木・祝)→2017年7月31日(月)
京都市東山区祇園町南側570番地8
定休日:木曜日
営業時間:午前11時〜午後7時