ずいぶんと暑くなってきましたね。

さて、立夏から約15日後、5月21日は、
二十四節気の一つ、「小満」という節目でした。

他の節目、たとえば立春とか立夏、などに比べて、小満というのは
あまり聞き覚えがないという方もいらっしゃると思います。
(私もです。笑)

小満とは、

気候が良くなってきて、草木を含むあらゆるものが生育し、
やがて天地に満ち始めるということから「小満」と
名付けられたようです。

また、秋にまいた麦が無事に穂をつける時期であり、
その姿を見てホッとする(少し満足する)というところから、
小満と言われるようになったという説もあります。

大満足というほどではないけれど、ひとまず農作物の生育に安堵し、
小さく満足するという感じなんですね。

 

うちの近くの遊歩道や公園ではたんぽぽが咲いては綿毛となり、
いろんな方向に飛び立っていきます。

飛び立つといっても、風が吹くのを待っていなければいけませんが、
うまく風に乗っていくようですね。

できるだけ遠くに飛んで、自分達の種が途絶えないようにという
野生の本能があるのでしょうか。

 

その一方で、人間はどうかというと、綿毛になって飛んでいくという
ことはできませんが、自分の方向性を決めてそれに向かって進むという
ことはできるのかなと思います。

もちろん、周りの状況に合わせてうまく波に乗っていって
うまくいってる方もいると思います。

その時々の状況をうまくキャッチしてアイデアを生み出し、
それに向かって成功しているという方もたくさんいるでしょう。

でも、日々仕事に取り組み、あまり将来のことを考える暇もなく
ただ過ごしている
という方は、自分の方向性と言われても、
モヤっとしていてイメージしにくいと思います。


方向性ということについて書こうと思ったときに
思い出した話があります。

以前、知人に聞いた話ですが、飛行機で東京からロンドンに
行こうとしたときに、最初の進路が1センチでもずれてしまうと
着地点がドバイになってしまうというようなお話。
(地名はうろ覚えです。:進路調整しないという前提です。)

イギリスに行くつもりだったのが着いたらドバイ。。びっくりですよね。
もちろん、イギリスが良くてUAEがダメとかそういう話ではありません。

ただ、イギリスに行くつもりで現地での着替えなどを用意していったのに、
着いてみたら暑い気候のドバイということでは、当初の目的も果たせない
ですし、とても戸惑ってしまいますよね。

つまり、人間も自分の現在地と目的地をしっかり認識して
進む方向を見定めておかなければ、いつのまにか想定外の
場所に辿り着いている
可能性があるということ。。

もちろん、予想外に面白い場所にたどり着く可能性も
あるのですが、そうではないケースのほうが多いのかも
しれません。

ストレスクリアでは、自分の世界観が見えてきますので、
それを元に
方向性を決めることができますよ◎

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どっちに飛んで行こうかな?