10月に入り少し秋の気配を感じたかと思ったら、
また夏のような暑さが戻ってきていますね。。

さて、今年の10月8日は二十四節気の一つ、
「寒露」(かんろ)という節目でした。

秋分から数えて15日目頃、寒露とは、晩夏から初秋にかけて
野草に宿る冷たい露のこと。

五穀の収穫もたけなわで、そろそろ落ち着いてくる頃でしょうか。
このあたりから本格的な秋が始まるようです。

暑さが少し戻ってきていますが、もう既に衣替えをされた方も
多いのではないでしょうか。

毎年季節の変わり目には何を着ていいのかとても迷いますが、
そんなお悩みも解決してくれそうなサービスを見つけました。

エアークローゼット

EDIST.CLOSET

どちらも、毎月一定額でいろいろな洋服をレンタルできるサービス
なのですが、このサービスを知った時、ちょっと衝撃でした。。

従来、着るものをレンタルするといえば、

成人式の振袖や、ウエディングドレスを主とした冠婚葬祭など、

着る機会が少ない衣装を借りるというイメージがありました。

でも、上記のサービスは普段の生活の中で着る洋服を

レンタルしてくれるということや、

サービスによっては送られてきた洋服に対する感想などを

書いて、それを見たコーディネーターが、

さらにその方の好みに合うような

洋服を送るようにしてくれるというもの。

 

さらに、クリーニングせずに返却というのも個人的には衝撃でした。

学生さんや、一人暮らしのOLさんなど、

毎月の洋服代にそんなにお金をかけられないという方には、

一定額でいろいろな洋服を楽しめるのでとても嬉しい

サービスなんだろうなと思います。

また、忙しい主婦の方も毎日のコーディネートを考える手間を
省くという意味では、時短に繋がるのかなぁという感じもします。

常に洋服の入れ替わりがあるので、洋服が増えることもなく
場所をとらないというのもイマドキの価値観にあっているのでしょうか。


いずれにせよ、洋服に対する感覚が変わってきているのかもしれませんね。

 

このサービスのことを知った時に思ったのが、車に対する考え方
ひと昔まえとは変わってきているなということ。

 

従来、男性の中には自分の車を所有することにとてもエネルギーを
注いでいる方が多かったように思います。

自分だけの車を所有して、車内も自分仕様にいろいろと作っていくと
いうような、、
家族であっても自分の車を使わせないというこだわりがある方も
いたかもしれませんね。

ですが、最近はカーシェアリングという使い方が受け入れられて
きているのだなと感じます。

遠方に旅行や出張で行った際にレンタカーを借りるという感覚ではなく、

普段の生活で車を使う際に利用するサービスとして、

カーシェアリングが普及してきているということは、

人々の所有へのこだわりが薄れて、

車は移動する時に使う物、必要な時だけ使えばよいという

感覚になってきているのかなと感じました。

車、洋服に次いで、今度はどのようなものの所有が変化していくのか
楽しみです。

 

所有と循環