高校を卒業した頃にアルバイトしていたところで挨拶した時、
なぜかパートのおばちゃんに
「◯◯子とか◎◎美、□□子とかいう名前は幸せになれへん名前や。」
と言われ、カチンときましたが、その時点では自分の名前を完全に受け入れていなかったため、言い返すこともできず、悔しい思いをしたことを覚えています。
おばちゃんの言い分としては、◯とか◎とか⬜︎という漢字が入っている名前は幸せになれないそうですが、それから数十年した現在でもそんな話はきいたことがありません、、、
その後、年を重ねるにつれ、自分の名前を自然と受け入れられるようになっていった気もしますが、大学生の時に海外でホームステイしたことも大きなきっかけになっているように思います。
欧米の方は、ファーストネーム(下の名前)でお互いを呼び合うのが一般的なため、
現地の語学学校の先生にも、ステイ先のファミリーにもファーストネームで呼ばれました。
毎日、何度も何度も呼ばれているうちに抵抗が薄くなってきて、そのうち語学学校の日本人クラスメイト同士でもファーストネームで呼び合うようになったりしていました。
また、日本語には昔から「言霊(ことだま)」という考え方があり、それぞれの言葉には霊的な力が宿ると考えられています。
「氏名」と「使命」はともに「しめい」と読みますので、名前には使命が隠されているという考え方。
数年前にこの本を目にして、あらためて名前の大切さを感じました。
ご両親や祖父母のお名前の漢字を一文字とって命名してもらっている方もいらっしゃいますよね。
ご先祖様からの命が代々繋がっていく感じがしてとても素敵だなと思います。
ちょうどお盆ですし、ご先祖様に思いを馳せながら、ご自身の名前について
あらためて由来や込められた想いなど考えてみませんか。
ご自分の名前に込められた意味、ご存知ですか?
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