「あなたは自分のお母さんを自分で選んで生まれてきたのですよ。」
と言われたら、皆さんはどのような反応をされるでしょうか?
「あ、そうそう、うち姉妹みたいだねって言われるくらい仲良し親子なの。」
「あ〜、なんかわかる気がする〜。そうだったら嬉しいな。」
など、好意的な受け止め方をされる方もいるでしょうが、
「うそだー、そんなの絶対に嫌!(泣)」
「なんで私があんな人選ばなくちゃいけないの!!?(怒)」
と反発・抵抗感を持たれる方もいらっしゃるかと思います。
そういう方はこちらの本を読まれてみてはいかがでしょうか。
「神様がママのところに生まれなさいって言ったの」小林 由起子
小林由起子さんはスピリチュアルカウンセラーとして、
霊視能力を活かしながらカウンセリングをされているのだそうです。
この本は、小林さんのカウンセリング経験から特に印象的な事例を
ピックアップされているとのことです。
一読してみた感想としては、子が母親を想う気持ちは本当に純粋で一途で
一点の曇りもないものなんだなぁということ。
このことは、ビリーフチェンジでも学んだことです。
子供は母親を想うあまり、母親の期待に応えようとして、
母親の笑顔を少しでもたくさん見たいからと、とにかく頑張ります。
目標を達成したものの、母親の心無い一言で自ら命を絶ってしまったという事例もあり、
なんとも言えない気持ちになりました。
この本の中では過去世からの問題を引き続き繰り返しているという事例も書かれています。
輪廻転生があると仮定すれば、私たちの魂はそれぞれの成長の段階に従ったテーマを選んで、それにふさわしい場所・親の元に生まれてくるのかもしれません。
そして、今世でのテーマに向き合わずにうまく乗り越えられないと、
また来世も同じようなテーマの元に生まれるのかもしれません。
それならば、今世のうちに今世のテーマにしっかりと向き合って
乗り越えた方がスッキリしませんか?
「今年の汚れ、今年のうちに。」じゃないですが、
今世のテーマは今世でカタをつける方が、魂の成長の中で
よりたくさんの経験ができそうな感じがします。
もし、今世で母親との関係で悩まれている方がいるならば、
少し角度を変えて受け止めてみてはいかがでしょうか。
きっと人に言いたくない辛いこともあるでしょうし、こんなこと人に言ったって
当事者じゃないからわからないでしょ!!?
というお気持ちかもしれませんが、少し視点を変えてみませんか?
「もし仮に、自分がこの母親を選んで生まれてきたのだとすれば、
何を学ぶためだったのだろう?どんな課題があるのだのうか?」と。
母親を拒絶しているばかりでは前には進みませんし、
そこに囚われていることにもなります。
もしかして、自分がこの母親を選んだ可能性が1%くらいはあるのかな?
と思えるようになれれば、いろいろな受け止め方も少しは変わってくるかもしれません。
母親を拒絶し続けている人の中には不妊で悩まれている方もいらっしゃるようです。
自分の女性性の原点を否定することにもなりますので、婦人科系のトラブルも
発生しやすいのかなぁという気もします。
気になる方は読んでみてくださいね◎
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